コンパクトでも完全バリアフリー住宅 道路と敷地の境界にあるL型溝をフラットタイプのL型溝に変更しました。 駐車場の伸縮門扉も下レールのないノンレール仕様にし、道路から室内まで段差を作らない構造としました。 駐車場から玄関ポーチまでの段差を解消する為に、スロープを設けました。 玄関内までつながる手摺を設置し安全を確保しました。 また屋外デッキルートのスロープも設け2方向避難にも対応しています。 玄関ポーチと玄関内部をフラットに仕上げる為、玄関の扉は床に段差がなく開口幅が広い連動引戸を採用しました。 車椅子でも開閉しやすいように取っ手が横棒式になっている使い易い扉です。 玄関とホールも段差がなくフラットに仕上げています。 出入り部分には屋外スロープから連続してつながる手摺を設置し安全性を高めています。 浴室の出入口もフラットな構造で有効巾が広くとれる2枚引き込み戸としています。 洗面所の出入口も開口幅が広い2枚連動引き戸にしました。 トイレの出入口も開口幅が広い引き戸にしました。 廊下を広くしたのでトイレへの出入りもスムーズに使用いただけます。 寝室はリビングと洋室を連続した部屋としたので、1部屋の大空間としても活用できるようにしました。必要な時には可動間仕切りで区切ることも可能です。 またトイレが最も近い位置に配置してあります。 リビングダイニングはキッチンと一体とし吹抜け天井で解放感のある作りにしています。 寝室とつながっているので日常の生活がし易い部屋構成となっています。 玄関と浴室以外すべての床に床暖房を設置したので、温度のバリアフリーも実現しています。 キッチンは広い廊下を通してトイレや洗面所への導線がスムーズになるように計画しました リビングと連続して屋外デッキを設置しました。リビングからもデッキを通してスロープで行き来ができるようにしました。 玄関とリビングの2方向から車椅子で出入りができるようにしたので、色々な状況にも対応できるので安心です。