前向きに生活するバリアフリー住宅 東京都住宅バリアフリー推進協議会主催 「第4回住まいのバリアフリーコンペティション2009」ベターリビング賞 道路から最初の障害となるL型部分をフラットなタイプに変更することにより、車椅子でもスムーズに通行することが可能となります。 玄関の扉は有効幅が大きくとれ床に段差のできにくい引き戸を採用しました。 玄関の高低差は段差解消機で対応しましたので停電時や非常時の避難にも使えるようにスロープを別に設置しました。 玄関からホールに上がる為に段差解消機を設置しました。屋外に後付け設置ではないので管理もしやすくなります。 スロープでの移動が体力的に困難な場合などは便利な設備として活用できます。 廊下から段差解消機を経て玄関までの導線を一直線にしてます。 普段使わない時には安全の為ドアで閉鎖しておくことができます。 多くの時間を過ごすリビングと寝室は巾の広い廊下で一直線につながります。 また各出入り口部分には手摺を設置します。 引戸の取っ手は握り棒タイプにしています。 毎日使う洗面化粧台は使い勝手を重視し自動水栓を採用しました。 家族全員が使いやすいようになっています。 また浴室出入口はフラットな構造で有効巾が広くとれる2枚引き戸を採用しました。 ベッドに寝たまま屋外が見えるように窓を配置しました。また寝室には専用のトイレを完備しました。ベッドと便器をむすぶ連絡イスにより車椅子を使わずにトイレに移動することもできます。 専用トイレ内はすべて手を触れずに動作する仕様にしています。 スイッチの消し忘れや水栓の閉め忘れも防ぐことができます。 トイレに隣接して専用のシャワー室を設けました。 座ったままのシャワー浴が可能です。 また急な洗浄作業にも便利に活用できます。 寝室と一直線につながっているのでリビングにいても寝室の状況を把握することが可能です。 また隣接のキッチンからも料理の合間に寝室を覗くことができるので安心です。 屋外のデッキは出入口をフルオープンのサッシにしましたので、リビングの延長として利<用することができます。 将来は隠れ家風レストランや屋外工房などにも利用できます。 天気の良い日は車椅子で日光浴もできます。 システムキッチンは車椅子でも利用しやすいタイプを選びました。 また吊り戸棚も電動昇降式を採用しましたので大変便利です。